担い手を地域でフォロー 多面的機能支払交付金制度

農地・水・環境保全向上対策(H19~H22)
農地・水保全管理支払交付金(H23~H25)
多面的機能支払交付金(H26~)

広大な農地や無数の水路、農道等は農家が維持管理する事で地域環境を良好に維持してきました。
ところが、農業者の高齢化や後継者不足により離農者が増加して農家数が激減した現在において、今までと同じように維持管理する事が出来なくなってきました。
例 当地域でのイメージ 
   昔は20人で水路の泥上げをしていましたが、現在は10人程度です。
   この先10年くらいで4人位になるのではないか。

しからば手間のかからないほ場、水路に改良すればと思うが、ほ場整備事業はそう簡単にはすすまない。阿賀野市のほ場は6,310haと言われてますが、何とほ場整備率は県下最下位の24.4%、県平均の64.1%に到達するにも2,500haの整備が必要となります。年間100ha整備しても25年もかかります。

やはり、離農した人や地域の人からのご協力がないと農業を継続する事が出来なくなります。
地域農業が衰退すると耕作放棄地が増加し、水路は泥で埋まり、道路は草だらけ穴だらけとなり今まで良好だった地域の環境が悪化し、農家以外の住民にも悪影響が出てしまいます。

ほ場整備事業多面的機能支払交付金活動は地域農業にとって車の両輪であり、重要な取組となりますので、皆様のご理解とご協力をお願い致します。

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